市販のマウスピースを使っても大丈夫?
「食いしばりがあるので、インターネットでマウスピースを買いました」
という方がいらっしゃいます。
最近では、自宅で形を作るタイプなど、さまざまなマウスピースが販売されています。手軽なので、「これで歯ぎしりも顎関節症も治せるのでは?」と思われるかもしれません。
でも、少し注意が必要です。人によって歯並びも噛み合わせも違います
顎が痛い原因は一つではありません。
顎関節そのものの問題なのか。顎を動かす筋肉なのか。歯ぎしりや食いしばりが関係しているのか。ほかの原因なのか。まず状態を確認することが大切です。
マウスピースも「入っていればいい」というものではなく、噛み合わせや使用後の状態を確認しながら調整することがあります。
「顎が痛い=とりあえずマウスピース」ではありません
これはぜひ覚えておいていただきたいことです。
マウスピースが適している方もいれば、生活習慣への対応など別の方法を組み合わせる方もいます。
顎が痛いから、とりあえず市販品を購入する。
その前に一度、
「私の顎は今どういう状態なの?」
を調べてみませんか?
原因を考えるところから、顎関節症の診療は始まります。


