こんにちは😃院長です。
「歯・噛み合わせ・顎・口腔環境が、運動能力・安全性・パフォーマンスにどう影響するか」
が大切です。
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① 噛み合わせと運動能力の関係(核心)
人は力を出す瞬間、必ず
• 噛みしめる
• 顎に力が入る
• 体幹が連動する
という動きをします。
噛み合わせが不安定だと…
• 力が左右に逃げる
• 首・肩・骨盤がブレる
• 体幹が入りにくい
• 瞬発力がロスする
噛み合わせが安定すると…
• 顎が安定
• 頸部〜体幹が連動
• 神経伝達がスムーズ
• 瞬発力・反応速度が向上
これが
ジャンプ・ダッシュ・パンチ・タックル
に影響します。
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② なぜマウスピースで瞬発力が上がるのか?
歯科で作るスポーツマウスピースは、
✔ 噛み合わせの「高さ」
✔ 左右バランス
✔ 下顎の安定位置
を意図的に整えることができます。
すると、
• 無駄な筋緊張が減る
• 顎関節が安定
• 首・肩・背中の力が入りやすい
結果として、
「一瞬の力が出やすくなる」
「爆発力が出る感覚がある」
と感じる選手が多いのです。
※これはドーピング的な強化ではなく、身体本来の力を引き出すという考え方です。
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③ 神経系との関係(意外と知られていない話)
口の中は、
• 三叉神経
• 舌
• 歯根膜
など、神経が非常に密集しています。
噛み合わせが乱れると、
• 脳への入力が不安定
• 反応速度が鈍る
• 集中力が落ちる
噛み合わせが整うと、
• 神経入力が安定
• 判断・反応が早くなる
「口腔は神経の司令塔の一部」
と考えられています。
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④ プロテクト(防御)としての医学的意義
特に重要なのが
ラグビー・ボクシング・格闘技。
スポーツ歯学では、マウスピースを
• 歯の防具
• 顎の衝撃吸収材
• 脳震盪リスク軽減装置
として捉えます。
マウスピースがあると
• 歯の破折・脱臼を防ぐ
• 下顎の突き上げを緩和
• 頭部への衝撃を分散
結果的に
選手生命を守る役割を果たします。
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⑤ 成長期(高校生)にこそ重要な理由
高校生は
• 顎がまだ成長途中
• 歯列が変化しやすい
• ケガの影響が将来に残りやすい
だからこそ、
• 合わない市販品
• 噛めないマウスピース
は避けたいところ。
成長期の噛み合わせを守りながら競技を続ける
これもスポーツ歯学の大きな使命です。
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🌱 スポーツ歯学は、
• 記録を伸ばすためだけ
• 勝つためだけ
ではありません。
✔ ケガを防ぐ
✔ 選手寿命を延ばす
✔ 成長期の身体を守る
✔ 本来の力を引き出す
**とても「人に優しい歯科医学」**です。
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